速報・2015年春夏・野村ゼミ募集要項

さきほどゼミの募集要項を教務課に提出したばかりです。野村ゼミの課題は準備に時間がかかることが予想されるので、ひとあし早く公開しておきます。教務課編集による公式ガイドは5月にウェブで公開予定です。大学公式サイトと経済学部サイトkgi.tokyo.jpの両方で公開される予定です。

(1) テーマ
メディア文化論。
メディアを媒介した情報・コンテンツ・文化現象について研究する分野です。たとえば、特定の雑誌や番組や作品の分析、音楽のトレンド、さまざまなブーム、ネット文化の変容、ニュース論、ジェンダー(男性・女性など)の描かれ方、特定の事件や事故や社会問題の描かれ方、食と健康とメディアの関係、サブカルチャーの研究などです。基本的にはコンテンツ研究になります。新しいコンテンツも歓迎。ちゃんと紹介してくれれば分析のやり方を教えてあげます。授業では「情報システムの基礎」と「情報メディア問題入門」が近いです。図書館では360番台の社会学のあたりに関連書があります。

(2) キーワード
・クロニクル(メディア文化の歴史を物語る)
・コンセプト(チームで編集会議を重ねて練り上げる)
・ブレイクスルー(とことん突っ込んで突き抜ける)

(3) ゼミの進め方(合宿など正課授業以外を含む)
・ゼミカフェ(2年前期終了時に朝から半日)
・シーズン1(2年後期)特定メディア文化のクロニクル
・春休みにゼミカフェでコンセプト会議
・シーズン2(3年前期)コンセプト雑誌制作
・シーズン3(3年後期)ゼミ論にむけて個別研究

(4) 演習Ⅳ以外で、論文などを課す場合の詳細(枚数や時期など)
・シーズン1 クロニクル作成(1万字以上)
・シーズン2 雑誌記事(写真も含めて1人平均5ページ程度)
・シーズン3 ゼミ論(1万字以上)

(5) 先輩たちの主な就職先と傾向
就職先はいろいろです。雑誌編集、広告代理店、ホテル、ソフトバンク本社、メーカー広報、高校教員(情報科)、新聞、テレビ、印刷、食品、スーパー、デパート、銀行、証券、商社、SE、制作プロダクション、アパレル、メガネ、美容ファッション、イベント企画、料理教室、カフェ、会社設立、カメラマン、結婚などです。大学院に進学したり、別の大学に編入学した人もいます。最初はメディア関係を目指していて、途中で志望を変えるケースがけっこうあるという傾向は、あるかもしれません。マスコミへの就職はきびしいようですね。せめて「ゼミでこんなことをやりました」と胸を張って出せるようなことをやろうと考えて、通常のゼミ活動として(難易度の高い)雑誌制作をやってもらっているわけです。

(6) 教員について(自己紹介等)
・http://nomurakazuo.comの自己紹介を見て下さい。
・野村一夫『ゼミ入門』文化書房博文社。基礎演習についての本ですが、ゼミについての考え方が書いてあります。他の先生方と異なるので注意して下さい。
・ソキウス(20世紀の仕事)http://socius.jp
・ツイッター、フェイスブックはnomurakazuo(日常生活と意見)フェイスブックは友達にならなくてもフォローできます。
選抜されたら私のネット活動は読むようにして下さい。

(7) その他
・重要。今回の募集生については4年生の「演習III」はありません。その年に国内派遣研究員になる予定で、研究専念義務があり、授業ができないからです。ですので、4年生のゼミはありません。国内にはいますので、たまにゼミカフェをやりましょう。
・休み中のゼミカフェは半日分では単位になりませんので、1年半で計6単位しかありません。
・合格発表時点ではケイスマで合格者に連絡できませんので、選抜されたら私までメールして下さい。大学のアカウントはR707FFです。すぐにメーリングリストやグループを作成します。前期期間内試験までにはゼミカフェの連絡をする予定です。最初のゼミカフェには必ず出席して下さい。
・飲み会や合宿や見学会の企画はゼミ生に任せます。これらは、たまにでいいので、その分、オシャレなところにして下さい。
・覚悟があれば道は拓けます。合い言葉は「偶有性の海に飛び込め!」いっしょにブレイクスルーしましょう!

課題

メディア文化の中から、ひとつのジャンルを選んで、過去10年間のクロニクル(年代記)を作成しなさい。たんなる歴史や年表ではなく、文章のみで「物語」として構成して下さい。スタイルは自由。